トマス・ハリス [書評]

 一部の国際機関、中央官庁、既存メディア、SNSユーザーによる裏取りもしない情報発信は止めて欲しいですね。

 もうね、情報操作っていうの?ある意味、洗脳かな?って思うレベルですよ。

 さて、そんな話しはさて置き!

 本を全く読まない私が再び、人並みに本を読んでると思い込んでいるハヤオにお勧めの本を聞いてみました。

 今回紹介するのはトマス・ハリス氏です。

 おそらくスティーブン・ハンター氏よりは認知が高い作家かもしれません。

 トマス・ハリス氏と言えば、ハンニバル・レクター博士という強烈なキャラクターの生みの親です。

 皆さんも『羊たちの沈黙』や『ハンニバル』の映画を見た、またはタイトルだけでも聞いたことがあるかもしれません。

 フォード博士…じゃなくて、レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスの不気味な演技とジョディー・フォスターの強い意思を持つFBI捜査官の姿は『羊たちの沈黙』の見所です。

 さて、ここでは映画ではなくトマス・ハリス氏の小説について触れたいと思います。

 「トマス・ハリスの小説はそうだね…とにかく読んでみようか。」

 ハヤオは薄っぺらい人間なので、インテリのように振舞うのが好きな変態野郎です。

 そんな薄っぺらい野郎がお勧めするトマス・ハリス氏の小説は『ブラック・サンデー』と『レッド・ドラゴン』です。

 まず『ブラック・サンデー』ですが、映画化されてます。ちなみにトマス・ハリス氏の新作以外は映画化されているので、本を読むのは嫌い!って方は映画版をチェックしてもいいかもしれません。

 この『ブラック・サンデー』は、ベトナム戦争後に祖国アメリカに裏切られたと思っている帰還兵とアラブ系テロリストが手を結んでテロ攻撃を計画するという物語です。

 当時の時代背景については作品内で述べられているのですが、ハヤオは『標的は11人ーモサド暗殺チームの記録』や『ミュンヘンーオリンピック・テロ事件の黒幕を追え』を読むと「もっと面白くなるぅー」とほざいてました。ちなみに『標的は11人』はスティーブン・スピルバーグが監督、エリック・バナが主演で『ミュンヘン』というタイトルで映画にもなってます。

 スーパーボウルの観客を皆殺しにするテロ計画が主軸の物語で、テロリスト側とFBI・モサド側の話しが丁寧に書かれているので一読の価値ありらしいです。ちなみにモサドはイスラエルの情報部です。

 次は『レッド・ドラゴン』です。こちら実は2度も映画化されている作品です。

 最初は1985年に『刑事グラハム:凍りついた欲望』(後に『レッド・ドラゴン:レクター博士の沈黙』としてもDVDで発売)が作られ、こちらではFBI捜査官のグラハムをウィリアム・ピーターセン(CSI:科学捜査班の初代主任のギル・グリッソム)が演じてます。ちなみに最初の映画にアンソニー・ホプキンスは出ず、ちょっと独自路線を貫いてます。

 次は2002年版『レッド・ドラゴン』です。こちらではアンソニー・ホプキンスがレクター博士を演じており、原作に近いらしいです。

 長々と書いてるので手短に終わらせましょう。

 「レクター博士シリーズとか言われてるけど、『レッド・ドラゴン』はフランシス・ダラハイドの物語。彼はとても魅力的な犯罪者。」

 かなりヤバイ発言ですが、ハヤオはそのダラハイドなるキャラの人間臭さが好きらしいです。

 内容は、捜査が難航している一家惨殺事件の犯人を探すため、FBI捜査官のグラハムがかつて逮捕した殺人鬼の精神科医、レクター博士のいる療養施設を訪れて犯人像を掴もうとするというもの。

 ありきたりと思うかもしれないけど、グラハムの葛藤やダラハイドの生い立ち、レクター博士の不気味な振る舞いなど、見所が沢山あるとハヤオは言ってました。

 「『ダークナイト』でブルース・ウェインがジョーカーの狙いが分からずに苦悩してたでしょ?あんな感じで苦しむ捜査官たちの姿、そして、常人では理解できない考えを持つ人間との戦いを描いている。それがトマス・ハリスの小説の魅力だと思う。まぁ、『ハンニバル』以降の作品は少し違うけど…」

 やはりハヤオは薄っぺらいですね。

 ハヤオの解説は薄いですが、トマス・ハリス氏の小説は濃密らしいので是非読んでみて下さい。

 次回はそうですねぇ〜

 二人続けてアメリカ人ですが、もう少しアメリカ人作家で続けてみましょうか。

 次はバリー・アイスラー氏です。

 それじゃ!

 


















































(お知らせ?)
 誰も待っていない『S.N.A.F.U.』の第7話が来週17日(金曜日)、24日(金曜日)、5月1日(金曜日)の3週に渡って公開される予定です。
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